お守りにしたいムーンストーン｜種類と選び方・意味と効果も解説

6月の誕生石として知られるムーンストーンは、『月の光を宿す石』として古くから愛されてきました。月の満ち欠けにも影響される繊細な女性の生理的サイクルに働きかけ、ホルモンバランスを整えるパワーを持つムーンストーン。

お守りジュエリーとして身につけるなら品質が良く、自分に合った種類を選びたいですよね。

今回は、初めてムーンストーンジュエリーに挑戦しようと思われている方にも、ストーン選びに失敗しない内容をわかりやすく解説します。

あなたにぴったりのムーンストーンを見つけるための参考になれば嬉しいです。

ムーンストーンの天然石とは？お守り効果はある？
ムーンストーンの種類・特徴・産地
お守りとして選ぶなら？ムーンストーンの選び方
ムーンストーンのお手入れと浄化方法
まとめ「ムーンストーンは心をやさしく守るお守りになる天然石」

ムーンストーンの天然石とは？お守り効果はある？

ムーンストーンは、「月のエネルギーを象徴する天然石」。

その理由として、古代ローマやギリシャでは、ムーンストーンは「月の女神（ルナやセレーネ）の光が石の中に閉じ込められている」と信じられていました。またインドの伝承では、ムーンストーンは「月の光が凝固してできた石」とされており、神聖な宝石として扱われてきました。今でもムーンストーンはヒンドゥー教の中で特別な意味を持ち、祝福や調和をもたらす石とされています。

ムーンストーンの最大の特徴は、光が当たると石の内部からやわらかな光が浮かび上がる「シラー」と呼ばれる神秘的な輝きです。この輝きには、見る人の心を落ち着かせ、女性らしさや感性を引き出す力があるとされ、以下のような効果が期待されています。

感情のバランスを整える
直感力・インスピレーションを高める
女性性や母性を育む
ストレスや不安を和らげる
恋愛運を高める

月は「満ち欠け」のサイクルを繰り返すことから、女性の心や体のリズム（ホルモン・感情・直感）と結びつけて考えられることが多く、ムーンストーンもその調和を助ける石と考えられてきました。

月の満ち欠けにも影響される、繊細な女性の生理的サイクルに働きかけ、ホルモンバランスを整え、情緒を穏やかに支えます。また、愛を成就するように手助けしてくれるパワーも持ち合わせ、女性として生まれた喜び、愛することの豊かさと深い意義に気付かせてくれる「女性にとって最高の守護石」と言えます。

引用：「パワーストーンの教科書」より

ムーンストーンの種類・特徴・産地

ムーンストーンにはいくつかの種類があり、それぞれ色合いや効果に個性があります。
今回は代表的な4種類をご紹介します。

1. 　ホワイトムーンストーン

初心者やお守りとして最も人気の高いタイプです。母性を高めるとされ、妊娠・出産のお守りにもオススメです。

特徴	効果	産地
やわらかなミルキーホワイトの石。優しく落ち着いた印象。	精神を安定させたい人、安らぎが欲しい人に。	主にインド、スリランカ。

２．ブルームーンストーン

高品質のブルームーンストーンは、まるで満月のような青い光を放ちます。愛を引き寄せたい人や感受性を大切にしたい人におすすめです。

特徴	効果	産地
透明感のある石の中に、青白い神秘的な光が浮かび上がる。	恋愛・直感・インスピレーションを高めたい方に。	スリランカ産が特に有名。上質なものは希少価値が高い。

３．レインボームーンストーン

自己表現・芸術的活動に関わる人にオススメ。虹色の輝きは【幸せを引き寄せてくれる】とも言われています。

Thera pure｜レインボームーンストーンスフレリング

特徴	効果	産地
乳白色の中に、虹色の輝き（シラー）が見える幻想的な石。	感性・創造力を高め、ネガティブなエネルギーを跳ね返す。	インド、マダガスカルなど。

４．グレームーンストーン

大人の女性やビジネスシーンで使いたい人にぴったりの、知的でスタイリッシュな印象を与える色石です。

特徴	効果	産地
シックなグレーに、静かに浮かぶシラーが印象的。	冷静な判断力、落ち着き、自信を与える。	主にインド、タンザニア。